一眼レフとして真面目に作られたK-3の中で、他社も(おそらく)驚く機能が「ローパスセレクター」では無いでしょうか?
羽田空港に面白い被写体があったので、「ローパスセレクター」の設定を変えて撮影してみました。
撮影したのは、前回はFlickrにアップしたこちらのシーン
上半分のガラスの横方向に(おそらく)ワイヤが入っているシーン。
撮影直後に背面液晶で確認した時は、モアレまくっていたので気が付きました。
(皆さんのモニタでもモアレのようになっているかもしれませんが、、、、)
ここでローパスセレクターは、OFF、モアレとのバランスを重視した[TYPE1]、モアレ軽減を重視した[TYPE2]の3種類の設定が出来ますのでここで3枚を撮影。
レンズは18-135 WRキットレンズ、撮影時の設定は、焦点距離60mm、F5.6、1/125、ISO400
SYLKYPIXで現像、ホワイトバランス:昼光(曇り)、コントラスト:標準、色:標準、シャープなし、レンズ補正なし、で現像しました。
これをTIFFで書き出し、Photoshop CCで拡大率100%にして、800x600ピクセルに切り出したのがこちらの3つの画像
Picasaにアップし、幅元画像通りの800ピクセルで表示しています。
■ローパスレスセレクターOFF
■[TYPE1]
■[TYPE2]
いかがでしょうか?
[TYPE2]で解像感が落ちているのが判るかな。。。。
で、私は今、MacBook Pro 15インチRetinaディスプレイモデルを使っているのですが、パネル自体は標準解像度:2,880 x 1,800を持っており、これを、スケーリング解像度:1,920 x 1,200で表示する仕様になっています。
つまり、ピクセルバイピクセルの等倍表示にはなっていないんですね。
外部アプリを使って、2,880 x 1,800の等倍表示にも出来るのですが、画面が小さい割にピクセルピッチが狭いので、等倍にすても逆に3つの画像の違いがよく判りません。。。。
そこで、Photoshop CCで500%に拡大した画像も作ってみました。
勿論、PSで補完処理をしていますが、写っているワイヤの太さというか、ボケ具合がより判ると思います。
■ローパスレスセレクターOFF x500%
■[TYPE1]x500%
■[TYPE2]x500%
ということで、今回は残念ながら?(^^;モアレは発生していませんでしたが、ローパスセレクター[TYPE2]で若干が解像度を落とす効果は判ったような気がします。
場合によっては[TYPE1]を常用しても良いかもしれませんね。
ただ、2400万画素ともなると、ピクセルピッチ自体が狭くなっていますので、モアレを起こすには相当のレンズの解像度と細かい連続パターンのシーンに限られるので、ローパスレスでも十分使えそうです。
ただ、私のようにリアモニターでモアレが発生したからと言って慌てず、騒がず、等倍表示にするべきですがw
で、イメージセンサーを2400万画素のピッチの1ピクセル分、上下左右に超精密に動かす技術。これはただひたすらペンタックスの技術力に感心してしまいました。
ローパスセレクターの動作についてはYouTube にアップされている動画が参考になります。
凄い!(^^;
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